結婚式を控える方々が、コストを抑えて準備できるようにお役立ち情報をお伝えできればと思います。今回は三部作の最終回、ペーパーアイテム(招待状、席次表、席札)編です。
ペーパーアイテム類は外注することでコスト減が可能。また、印刷は自分たちで行おうとせず印刷も込みで外注することで新郎新婦の省力化ができる。
価格比較
明治記念館で手配をお願いする場合、外注した場合での価格表を載せます。
明治記念館で手配する場合
明治記念館では大婚礼祭が年に2回ほどあり、その中にペーパーアイテム類の展示ブースがあります。お値段はデザインによって異なるのですが、その際に見積もりをしてもらったものが下記の表になります。明治神宮は和装の結婚式を行う方が多いからか、招待状なども和装っぽいデザインが多くありました。招待客は90人の場合で、招待状、招待状筆耕料の数量が70部であるのは、同一世帯に送る場合は、1部を送付するため、招待客の人数よりも少ないです。
<明治記念館>
アイテム | 単価(円) | 数量 | 金額(円) |
招待状 | 442 | 70 | 30,940 |
招待状筆耕料 | 270 | 70 | 18,900 |
席次表 | 702 | 90 | 63,180 |
メニュー | 216 | 90 | 19,440 |
席札 | 140 | 90 | 12,600 |
小計 | 145,060 |
外注する場合
外注のデザイン会社は、インターネットで調べるとたくさんあり、どの会社がいいのか迷いました。ペーパーアイテムでは「PIARY」さんが有名かと思います。ただ、PIARYさんでデザインを調べていたところ、以前友人が結婚式で使用していたデザインを発見しました。結構みんなが使っているようなので、違う会社で探してみようと思いました。そこで、私がいいなと思ったのは「ココサブ」さんです。どんな衣装(白無垢、色打掛、ウェディングドレス)にもマッチするようなシンプルなデザインが良かったのですが、とてもかわいい招待状のデザインを見つけました。
招待状
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招待状は時期的に席次表、席札よりも2ヶ月ほど早く必要になるので、まずは招待状のみ購入しました。購入単位は最小20部からで10部単位で注文ができます。宛名印刷と印刷が含まれていてこのお値段は、ココサブさんがとてもお安いと思いました。
招待状の宛名は筆耕をしてもらうという選択肢がありましたが、追加コストがかかるし、宛名印刷でも気にならないと思い、宛名印刷に決めました。
招待状の文面は、明治記念館のプランナーさんからのご指導があり、また、発注に出す前にも、確認していただけたので、困ることなく外注することができました。
席次表・席札
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招待状を注文した際に、ココサブさんでスムーズにやり取りができましたので、席次表・席札も同じくココサブさんでお願いをしました。席次表はデザインごとにテンプレートがあり、電子データをココサブ専用のページからダウンロードし、それに自分のPCで入力していく、という作業でした。直前まで出席者が固まらなかったり、変更の可能性も考慮して、式場が欲しい締め切りに間に合うギリギリ日程に少し余裕を持つ形で手配をすることにしました。
席次表の裏面に当日の料理のメニューを記載できたので、明治記念館では別のアイテムとなっていたメニュー表は、席次表に兼ねる形で注文することができました。
注文後の打ち合わせでプランナーさんに電子データを見せたところ、席次表裏面のメニュー表の漢字一文字にミスを発見。。席次表・席札は列席者のお名前を間違えないように入念にチェックをして、席次のチェックはプランナーさんにお願いしましたが、プロフィール欄、メニュー欄はチェックをお願いしていなかったのでミスに気が付きませんでした。再発注するか迷いましたが、誰も気が付かないだろう(梅麩のところ、梅麹と書いてしまった)ということで、そのままにしました。(結果として、誰にも指摘はされませんでした。ホッ)結婚式場もメニュー一覧を電子データでくれればよかったのですが、電子データでの配布はないということで、メニューの印刷物を自分でPCに転記するしか方法がありませんでした。(少し不親切。。)
外注での価格表は以下の通りです。席札の数量が15なのは、1セットが6名分となっているからです。
<外注(ココサブ)>
アイテム | 単価(円) | 数量 | 金額(円) |
招待状 | 180 | 70 | 12,600 |
招待状筆耕料 | 0 | 70 | 0 |
席次表 | 190 | 90 | 17,100 |
メニュー | 0 | 90 | 0 |
席札 | 176 | 15 | 2,640 |
小計 | 32,340 |
価格表は実際購入した19年11月時点のもので現在は販売価格が変更されている可能性があります。
結果
145,060-32,340= 112,720で、外注により112,720円のコストを抑えることができました。とても大きいですよね!
ポイント
コストを抑えることを重視するならば、デザインテンプレートのみを購入し、印刷自体を自分で行う(自宅プリンタもしくはKinko’sなど)という方法が更にお得かと思います。
しかしながら、印刷の裏表を失敗する、上下を失敗する、途中でインクが無くなる、印刷がずれる、というトラブルが起こる可能性もあるので、その際は再度テンプレートを発注し直さないといけないなどかえって高くついてしまうこともあり得ます。何より、結婚式準備の他の作業も重なり、かなり忙しいと思うので、ペーパーアイテム類は印刷込みで外注した方が、圧倒的に省力化でき、心に余裕ができると思います。私は印刷込みをお勧めします。
まとめ
コストを抑えながら、どこまでを自分たちで頑張り、どこからは外注するのか、を見定めながら、結婚式準備を楽しめる選択をすることが大事だと思います。余裕がなくなると結婚式準備は時にイライラしてしまうこともありますが、後で振り返ると楽しかったな、と思います。ぜひ楽しみながら準備してくださいね。
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